チヌ(黒鯛)の水中映像 チヌの動きを見てみよう
みなさま海に思いを馳せていますでしょうか。
僕はいつもチヌに海に思いを馳せております。次こそは年無しを、次こそは二桁大釣りを・・・でもそうは簡単にいかないから、一生続けても尚楽しいんですよね。
そんな釣り師を魅了してやまないチヌを観察してみましょう。
今はとても便利な世の中で、ネットを使えばいくらでも情報が入ってきます。海の中なんて分からない、チヌの動きなんて水族館でしか見れない、むしろ自然のチヌなんてどうやって水中で見るのか。できるんです。防水ウェアラブルカメラ(アクションカム)を使って世の中の同志たちがいろんな方法で水中映像を無料で公開してくれているんです。ありがたやありがたや~。ということでさっそく見ていきましょう!!
※一番安いモデルでもハウジング(防水ケース)を付ければしっかり水中映像が撮れます。僕もこれで釣り動画撮ろうと画策中です!
チヌの動きが一目瞭然!?以外にビビリ??
この動画を見てください。チヌがどんな行動をとってダンゴ、マキエを食べているのかとても見やすく参考になります!
この動画、とても大好きでカワハギくんとタコくんのやり取りがとてもほのぼのします(笑)ほのぼの動画ですがとても参考になる動画です。
29秒でチヌの縄張り意識、敵対心が見て取れる
チヌにも縄張り意識、もしくは敵対意識がある事が伺われます。ムギを食べてるチヌをつついて追い払おうとしている悪いヤツがいますね(笑)つまり少ないマキエでは取り合いになった際、寄ってきたチヌが少なからず減ってしまう可能性があります。点打ちもいいかもしれませんが、多少(30~40cm)離れた位置に数回マキエを打つ事がポイントに多くのチヌを留めるキーになるかもしれません。
動画46秒でチヌそれぞれに嗜好があることが見える
確実に色を見分けてコーンを狙って食べている個体が存在します。全てが全てコーンをつついているわけではないので、それぞれの個体がその時食べたいものが違うという「気分」もしくは嗜好があることが見て取れます。たまたま釣れたのではなくツケエのローテーションの効果はあるという確信が持てます。やはりオキアミ、コーン、練り餌は持っておく方がいいでしょう。大阪湾ではかなりの実績を残している練り餌として
【マルキュー 喰い渋りイエロー】
がありますね。一度の釣行で使いきることはなく、僕の場合使う分をジップを開けて摘んでちぎり、再度ラップをしてポケットにしまいます。これで4回の釣行は大丈夫です。付け方も幾通りかありそれはまた別の機会で。
![]() 【冷凍エサ】マルキュー くわせ練りエサチヌ・喰い渋りイエロー |
1分12秒でチヌがとても臆病なのが分かる
コーンを付けた仕掛けを上から投入した瞬間にチヌが一斉に散ってしまいました。チヌは言葉を話しませんのでなぜなのかは分かりませんが、逃げる必要性に駆られたことに違いはありません。それが沈下スピードが速なのか、視覚外から急に出てきた為なのかは分かりません。ただし確実に言える事はチヌはとてもナイーブふぁという事。サシエもゆっくり近づける、もしくは最初からツケエをセッティングしている場所にマキエを効かせて寄せる、ある程度の距離からエサを認識させてから近づける等アプローチの仕方も日によって変える必要がある事がわかります。
まとめ
- チヌは周りに関心を持って他魚を追い払う時もある
- その時の気分や個体の嗜好がありツケエの選択が重要
- とても臆病でツケエの流し方次第では散らせてしまう
この動画で多くの事が学べますね。あとやはりチヌが寄ってくる場所に付随してボラが確認できる事も事実なようですね。ボラがかかると取り込みまでに時間がかかりますがラインを切る事はやめてあげてくださいね。目的でない外道でも立派な命です。うまく取り込んでハリを外して帰してあげましょう。もちろんボラにのされてライン切れの場合は致し方ありませんが・・・(笑)
この動画シリーズは他にもたくさんあり、ほのぼの二人(二匹?)のやり取りもとても楽しい動画ですので、よかったらYouTubeアカウントをお持ちの方はチャンネル登録してチェックしてくださいね!