黒鯛戦線 チヌの人 

海の釣りに魅了された人間がより多くの人に釣りの楽しさを伝えるブログです。

家族で楽しむ海の釣り 初心者が最初に選ぶ釣り道具は?

おはこんばんちは!

最近の黒鯛戦線は方向性が「チヌ専門」に向き過ぎてたんでちょっと修正しますよ!

あくまでこのブログは「釣りの楽しさを伝えて普及させる」のがテーマでその中でも僕がチヌ好きである。というのが正しい姿。

と!いうわけで!今回はファミリーフィッシング向けの情報をお届け。休日に子供を連れて遊びに行きたい。ゲームばかりしてないで外で元気に遊ぶ機会もほしい・・・

そんなダディに釣りがおすすめ!時間を忘れてワイワイ楽しめますよ!

今回はたくさんある釣り方の中でも、最初は初心者でもよく釣れて楽しめるサビキ釣りがテーマ!では早速サビキ釣りに必要な道具紹介いってみよう!

 

 必要な物を列挙してみます

まずこのブログに来てくれた方が無駄な時間をインターネット検索に費やさなくていいように、「これだけ分かればもういいや」となって頂く為に必要な物を一気にリストアップする!

  • 竿
  • リール
  • ライフジャケット
  • 錘付きプラカゴ
  • 浮き止め糸
  • シモリ玉
  • ウキ(10号程度)
  • 市販サビキ仕掛け
  • コマセ
  • 水汲みバケツ
  • クーラーボックス
  • プライヤー

竿とリールに関してですが、ぶっちゃけた話、ファミリーフィッシングにお金をかける必要はありません。

釣り具にお金をかけるなら、その予算でお出かけの際のお弁当を豪華にしたり、キャンプも兼ねているならキャンプ道具を充実させて快適に過ごせる様、予算を割り振りましょう。
ファミリーフィッシングでは第一に【手軽に楽しく】を念頭に、【家族みんなで釣り以外も楽しむ】事を最優先しましょう!
そして釣りに出かけて、他の釣りにも興味がわいてきたら道具の機能をよく理解して
【自分が満足する為の釣り具】を、予算と相談した上で揃えていけばOKです。

竿とリールはどの位の道具がいいの?安くて大丈夫?

結論から言うと、大丈夫です。

リール、糸、竿セットで価格2000円~3000円程度

竿とリールは、ファミリーフィッシング向けのセットになった商品がどの釣具店でも販売されています。
竿、リール、糸、ウキ、サビキ仕掛け、錘付きプラカゴ、チョイ投げ用ロケット天秤、がセットになった物で2000円(!)位の釣り具セットを僕も使っています。
チヌをフカセで狙いに行った際も必ずそのサビキセットを持っていき、チヌを狙っている釣り座から3m程横にずれた位置にセットしています。チヌの反応が悪くつらい時間を過ごしている時、サビキ竿にアジが入れ食い!なんてこともあります!

アジの群れに当たり入れ食いになり、「鈴なり」と言われるサビキ針全部にアジがかかっていたりした時の興奮はお子様が喜ぶ事請け合いです!そんな楽しいひと時が平均的な家族構成である家族で、4人全員分の竿とリールを用意しても8000円程度。お子様と親御さんのペアで1セットなら半額の4000円ですね。

そして使用後に軽く手入れをし、丁寧に(過度な慎重さは不要ですが)取り扱えば5年は使い続けることが可能です。僕が3年くらい使用しているファミリーフィッシング用の4.5mの竿についてあるリールのラインも一度も巻き替えてませんが問題なく魚を釣り上げています。

他の道具の使い道は?その釣り具の価格はどれくらい?

 ライフジャケット

5000円程度(ボンベ膨張式より浮力材ジャケットが好ましい)

これは必須です。水を吸った服は想像以上に重くなります。でも問題は重さではなく落水したことによるパニックです。着衣のまま水没する経験など普通の人にはありませんので、多かれ少なかれ慌てます。すると体力を消耗し浮力も確保ができなくなるんです。

大人であっても油断はしないでください。着衣水泳の技術を学んでいる人ばかりではないと思いますので「大丈夫だろう」の過信はこの際おやめください。

残念ながら水辺のレジャーで毎年必ず死者が出ています。そしてそのほとんどがライフジャケット等の救命具をつけていません。救命胴衣を着用していれば助かったケースがほとんどである現実を必ず理解し、覚えていてください。

楽しいはずのレジャーが一生の傷になる可能性があるんです。それが油断です。もう一度言います。

必ずライフジャケットを着用してください。

家族、自分の命をしっかり自分で守りましょう。

値段は様々な価格帯がありますが5000円程度のもので浮力は十分です。注意点としては古すぎてセールされている物は避けましょう。浮力材が劣化し、浮力が弱まっている場合があります。ボンベ膨張式は動作不良があると危険です。何をせずとも浮く、浮き輪のような効果がある浮力材入りジャケットがやはり信頼性が高いです。

 

おもり付きプラカゴ

3個入りで300円~400円程度

大遠投は楽しいものです。釣りという事を忘れて、仕掛けの飛距離に挑戦する事もしばしば・・・(笑)その時強く竿を振りすぎて糸が切れて仕掛けが飛んでいく事態・・・泣

その時エサを入れるカゴが無ければサビキ釣りでの釣果はがた落ちとなります。

必ず予備のカゴを用意しておきましょう。 

ウキ止め糸

5mで200円程度

これは仕掛けを海のどの深さでキープするかを決める為の重要な道具です。

魚はとても敏感で、海の状況によって底付近を泳いだり、表層を泳いだり、日や時間帯によって泳ぐ深さを変えます。底にずーっといるならおもりを底に付ければいいのですが、浮いている場合はウキの浮力で仕掛けを海中に浮かせないといけません。

その為に道糸にウキ止め糸をくくり付け、そのくくり付けた位置で仕掛けが沈む深さを決めます。ウキに通した糸は、ウキ止め糸が無いといつまでもスルスルと抜け続けていきますよね?
ではウキよりリール側の道糸にウキ止め糸を結び、ダンゴを作ったとしましょう。どうなるでしょうか。スルスルと糸がウキの穴を通り・・・ウキ止め糸がウキの穴に当たった時、引っかかって止まりますよね。
この引っ掛かりを利用して仕掛けを沈める深さを調節するんですね。ウキ止め糸をリール側に寄せれば寄せるほど、ウキ止め糸がウキに当たるまで長い糸が出ますのでより「深く」仕掛けが沈みます。
逆に、よりウキに近い位置にウキ止め糸をずらすと・・・極端な話ウキの横10cmの位置にウキ止め糸を持っていくと・・・そうです。ウキから下に10cm沈んだところで糸が出なくなります。より「浅く」なるんです。

このウキ止め糸をずらし、魚がいる水深を探り当てる事を釣り師は「タナを合わせる」
と言います。

シモリ玉

価格5個で100円~150円

ウキ止め糸とセットとして考えてください。ウキ止め糸でダンゴを作っても、そのダンゴはちいさく、ウキに道糸を通す穴はより大きな穴ですのでウキ止め糸が抜けてしまいます。それを防ぐために穴径の小さなシモリ玉を、ウキ止め糸とウキの間に取り付けて抜け防止のストッパーとして機能してもらいます。

ウキの予備(10号程度)

価格 200円~400円程度

プラカゴと同じで、あやまって仕掛けを失った際、タナを合わせる事が出来なくなります。ウキがなくなれば足元の表層から底までと、遠投した際の着水点部分の底付近しか狙えなくなるという事になります。たくさん美味しいお魚を釣る為に広く海を探れるよう、予備のウキを2個ほど持ち歩きましょう。

市販サビキ仕掛け

価格3個セットで300円~400円

仕掛けが絡んでどうしてもほどけなかったり、糸が切れて仕掛けが無くなってしまった時に釣りが続けられるように予備の仕掛けを持っていきましょう。またピンクと白などカラーバリエーションがあると更にいいですね。日によって釣れるサビキのカラーが違う事がありますので、家族で複数の竿を出す場合はみんなで違う色で釣ってよく釣れるカラーを見つけだすのも釣果を伸ばすコツです。

コマセ

価格 アミエビ1ブロック500円程度 人口エサ350円~550円程度

アジやイワシ、サバの群れに当たった場合はエサをカゴに入れなくても釣れる状態にはなりますが、やはり本物のエサを撒いた方が魚の群れを長く自分達の目の前に止めておくこともできます。匂いや視覚で魚を集める効果もありますので積極的に使っていきましょう。冷凍アミエビを溶かして詰めるのが一般的ですが、あまり手を汚したくなかったり匂いが気になる方はパウチタイプがおすすめです。エサがなくなったら釣果が落ちますので少し多めに用意しましょう。家族四人での釣りならパウチの人口エサを2~3個あれば日中の釣りを十分に楽しめます。

水汲みバケツ

価格 500円~1000円程度

海水を満たしたバケツに冷凍アミエビを入れて解凍し、コマセとして使用する事も出来ますし手洗い用の水を汲んでおくこともできます。また、釣りが終わった後に釣り座周りにはコマセが散って汚れていますので、必ず海水で洗い流して釣り場をきれいにして帰りましょう。釣れた魚をバケツで泳がせるとお子様も喜びますよ^^

クーラーボックス

価格 3000円~20000円程度

価格幅が大きい理由は【保冷力の差】にあります。やはり断熱材の質や能力が高い程クーラーの値段が上がります。そして価格に見合う性能差が出る事は間違いありません。サイズサイズも様々ですが目安としては10リットル程度の容量のクーラーを用意しましょう。
持ち運びやすく重さも耐えられるレベルが10リットル~15リットル程度と考えてもらってOKです。本格的に釣りを始める時に中位機種を購入してもいいですが、僕の今までの釣り人生では4000円程度のプラスチッククーラーボックスで何ら問題ございません。

持ち帰ったお魚をお造りで食べて、食あたりになったこともございませんので僕は3~4000円で購入したクーラーをずっと使い続けています。飲み物やパンなどを入れておくこともできます。熱中症予防の為に夏場はこまめに水分補給をしましょう!)

クーラーを冷やす保冷剤ですが、500mlペットボトルに8割ほど水を入れて凍らせておき、釣りに行く前日の就寝前にクーラーに入れておきましょう。4本入れれば十分です。これで朝にはしっかり冷えたクーラーボックスのできあがりです^^

プライヤー

価格 1000円~1700円程度

魚の口から針を外す道具です。サビキ釣りで釣れる魚にはヒレに毒を持っていたり、葉が鋭かったりするお魚もかかる場合があります。そんな魚がかかった場合は絶対に手で鈎を外すのはやめてください。噛まれてケガをしたりヒレが刺さって毒で腫れ上がったり・・・

危険な魚をしっかり把握して、その魚が釣れた時は慎重にプライヤーで鈎を外して海に帰ってもらましょう。家に使わないラジオペンチがあれば代用が可能です。(海水ですぐに錆びつくので使わなくなったものを再利用しましょう!)

あとは釣り場でめいっぱい楽しみましょう!

ライフジャケットを除いて直接的に釣りができる道具を揃えるには15000円程で長く使える道具は揃えられます!これだけあれば道具は大丈夫です!天気をしっかり調べて安全に楽しく、家族で釣りを楽しみましょう!

大漁の後は家族で楽しい食事タイムもありますよ^^

釣れたてアジのフライ、アジのたたきは本当に最高です^^自分たちで釣ってきたという思い出が最高のスパイスになって、とても楽しい食事の時間になります。

小さなお子様を連れてお出かけされるときは、少しの間でも目を離さないようにしてお子様を守って楽しませてあげてくださいね。

楽しい釣りができますように応援しています!

 

それではまた次回!