黒鯛戦線 チヌの人 

海の釣りに魅了された人間がより多くの人に釣りの楽しさを伝えるブログです。

釣り前日にチェックすべき4つの天気予報ポイント

おはこんばちは!もんでございやす!

ついに明日、黒鯛戦線南港の陣開戦でございます!釣り前日はみなさん天気が気になりますよね!ポイントを決める際にも有効な情報がたくさんあるのでタイドグラフはもちろん、天気予報はしっかりチェックしましょう。

釣り前日の予報が固まってきた段階でチェックすべき4つのポイントをお話します。

それでは早速いきましょう!

 

 天気の移り変わりをチェック!!

これは府県天気予報を見てたら当たり前ですよね。シーズンによっていい天気とよくない天気があります。それをチェックしましょう。

夏場に期待値が高い天気

真夏の暑い季節は釣り人だってエアコンの効いた涼しい場所にいたいです。魚だって同じ。高水温を好むサンフィッシュ科のブラックバスだって夏場はだれます。海の魚も同じで暑い夏に雲ひとつない日差しが強い日は日陰でだら~っとしてしまいがち。

つまり夏場は曇天で日差しが遮られる日か雨がぱらつく位が快適で動きやすいんですね。雨は人間にとって釣りにくい要素ですが(ラインが竿に貼り付いてしまう等)魚は元々水浸しなんで関係なし!(笑)

冬場に期待値が高い天気

これは夏場とは真逆を考えれば大丈夫です。冬の寒い時に雨が降れば・・・手が冷たくて痛いくらいですよね。日差しの無い曇りも体感温度が下がりコタツから動きたくないものです。

結果、冬場は日差しのあるポカポカ陽気の晴天が有効!・・・なのですが注意点が一つ。冬場はプランクトンの数も減り、海が澄みやすいので澄んだ潮に晴天はあまり良くない組み合わせ。

見通しがよすぎて魚の警戒心が強くなるんです。潮が澄んでしまっている場合に限り冬場でも曇天が有効になるでしょう。

春と秋に期待値が高い天気

この季節は天気をさほど気にする必要はありません。強いて言うなら潮と釣り師が快適な釣り環境になるかどうかを重要視しましょう。普段は快適な季節でも雨に打たれれば肌寒く体調に影響が出る場合もありますので、天気予報をしっかりチェックし雨具等の用意はしっかりと行いましょうね。

気温は釣行日以外もチェックしよう!!

気温が高いと水温は高く、気温が低ければ水温は低い。冷たい水の中では魚もテンションダウン・・・これは自然の摂理です。ですが

「今日気温が下がったらか海も冷たくなってダメな日だ!」

というのはちょっと違います。「海は一ヵ月季節が遅れる」と言われるように気温が下がってから海が冷えだすのにはライムラグがあります。釣行日にぐっと冷え込んだとしても釣行日の一週間前から釣行日前日まで、暖かい日が続いていれば海も暖かいままです。ヤカンで沸騰させたお湯が一瞬で冷える事はありませんよね。つまりはそういう事です。逆にずーーーっと冷え込みが続いていて釣行日は急に暖かくなるという場合でも海は冷え込んだまま。なので釣り師は暖かろうが、冷たい海に対する釣り方をしないといけません。気温は海を基準に考えましょう。

 

風向きは海に影響を与える!!

天気予報で聞く「東の風」等の言い回しは要するに「東から西に向かって風吹くよ」という意味。風の影響力は海に対して非常に強いものです。ただ仕掛けが投げづらい、ラインメンディングしにくいというだけではありません。

強風時という限定的状況かつ、ざっくりした例ですが東に陸地があり沖が西の方に広がるとしましょう。この場合、「東の風」が強いと、

西(沖側)から東(陸地)へ入ってくる潮を、風が東(陸地)から西(沖側)へ押し返します。すると海の表層はどんどん潮を押し返して濁りさえも流し、

海が澄んで潮も入らないという凄まじい劣悪環境が出来上がります。こうなると正直厳しいのです。なので風向きを確認して釣り人が向かい風を受ける状態か風が釣り座に対し横に流れるような場所を探すのがオススメです。ただし強すぎる向かい風は足元に仕掛けが戻ってきますので何をやっても足元狙いになってしまいがち状態になりがちな事は覚えておいてください。風がそこまで強くないなら潮の流れが勝ちますのでそこまで風向きは意識しなくて大丈夫です。

天気予報は波の高さまで教えてくれる!!

天気予報ってすごいですね・・・海域の波の高さを決まった時間観測して高い波の平均値から波の高さを予想するそうですよ。

この波の高さ、安全面は当然ですがベタ凪ぎは釣りにくいと聞いたことはありませんか?釣り人に最も近い海面が穏やかであれば当然魚達も釣り人を察知する可能性があがるんです。釣りは多少波気がある方がいいんですね。

そして天気予報で言われる波の高さ50cmだと、波の谷最下部から波の頂点までの高低差が50cmだという事です。海面から50cm程度の波ではありません。波は下に沈んでから浮き上がってくるので50cm程度は意外と大したことないんですよ。という事で、50cm程度なら釣りもしやすく魚の警戒心も程良く取れるラインと考えます。

1mになってくるとちょっと波立ち過ぎるので大き目のオモリで波に上下させられない仕掛けを作りましょう。

 

いかがだったでしょうか。晴れか雨か、寒いか寒くないかだけではなく海の状況もある程度読める天気予報。活用しない手はありませんよね!!

釣りの前日から戦いは始まっております!このブログでの情報がみなさまの釣果にいい結果をもたらす事を願っております^^

 

それでは楽しい釣りに行ってらっしゃい!!